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VIDAL SASSOON

20 Oct 2007


美容師始まって13年の月日が流れます。
いつかはこんな日があるだろうなと思ってました。
感動、そして感謝です。
やっと生で見ることができました。
場所はロンドンローヤルアルバートホール。
オルタナティブヘアーショー。  彼の名は、、、
  ”VIDAL SASSOON”
どんな感じだった?と聞かれれば、
綺麗にしてる紳士なおじいさん。おしゃれなおじいさん。
〜〜〜
  〜〜〜
    〜〜〜
実際に見たら舞い上がってしまうかなぁ〜...と
正直思ってましたが、不思議と平穏な気持ちでした。
何と言いますかこう、、、
ヴィダルが、すごく”神々”しかったですねぇ〜。
もう相当な年齢になってると思うのですが、背筋はぴんと張って
言葉もはっきりし、黒いスーツにロングスカーフをさらっと着こなし
ものすごく”粋”でした。
ただただ見入って、ただただ聞き入ってました。
この時ばかりは本当にもっともっと英語が聞き取りたかった。
もっともっとダイレクトにわかれば、
どれだけ自分の背中を押してもらえただろうと。
でも、それでも語り手からの沢山の気持ちは伝わるもので、
ヴィダルサスーンの話が終わった時には会場全体拍手喝采の中に、
槙田も一緒になって手を叩きました。

まだまだ頑張らなくては!

3776.jpg

ヴィダルの言葉の中に”沢山の時間を費やす”という言葉がでてきた。
カットのことでもあり、サロンワークことでもあり、練習のことでもあり、
美容に関わる全てのこと、と槙田は解釈しました。

きっとヴィダルは死ぬまで美容師なんだろうなと思います。
現場を離れ、アメリカに住んでる今でもロンドンまで足を運び、
自分達のような次を担わなくてはならない世代に向けて言葉を
かける。厳しい言葉もあり、重い言葉もありますが、
それでも夢を見させてくれます。
一体何人の人がそんな美容師であれるのかなって思いました。
******
きっとヴィダルは亡くなったあと、
本当の美容の神様としてさらに高く評価を受けるのだと思いますが、
今槙田が思うのはただ一つ! できるだけ長く長く生きてほしいなと。
まだまだ自分はなんてことのない一美容師ですが、
もっともっと技術であり、人間性を高め、
次に会う中ではもっと近い”距離”でヴィダルサスーンをみてみたい。
そして、生きてるうちにぜひとも話がしたい。

”自分は美容師で本当に良かった”と。

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