From London
28 Oct 2007
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■ヴィダルサスーン最新情報■
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10月14日(日)の「サロン・インターナショナル」でサスーンの
新作発表のライブショーが行われ、2008年春夏コレクション
「Geoganic(ジオガニック)」が発表されました。
※「Secession(セセッション)」からタイトル変更となりました。
また、この2008年春夏コレクションDVDが好評発売中です。
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《ロンドン情報〜『サロン・インターナショナル 2007』》
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今年もロンドンで世界最大級の美容イベント「Salon International(サロン・
インターナショナル」が開催されました。
10/13(土)・14(日)・15(月)の3日間にわたって開催されたこのイベント
の現地レポートをお送りしたいと思います。
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■「サロン・インターナショナル 2007」 現地レポート■
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今年もロンドン中心部から地下鉄で約45分のところにあるイベント・見本市
会場「ExCel(エクセル)」でサロン・
インターナショナルが行なわれました。この会場は日本の幕張メッセなどと
同じような見本市会場で、他にも旅行や食品など様々な見本市が年中開催
されています。
ところで、会場へ行くにはロンドン中心部から地下鉄に乗って、最終的に
ドックランズ線という線に乗り換えます。最寄駅が会場の駅とも言うべき
「Custom House」という駅で、駅から会場まで歩いて1分もかからないので
大変便利なのですが、今回10/13・14・15の開催のうち、13・14の間この
ドックランズ線が工事のため、動いていませんでした。バスによる代替輸送が
あったのですが、はるかに不便でした。なぜこのイベントの最中に工事を
するのかは日本人の感覚では理解できません・・・。海外にいることを実感
できました。
入場者数は2006年と同じく48,000人を数え、大変な盛況でした。実際会場内
には本当に大勢の人がいて、外見からはもちろん、聞こえてくる言葉からも
色々な国の人達がこのイベントに来ているのだ、と実感しました。
【メインホール】
会場内のメインホールには所狭しと世界各国の美容メーカーやブランドの
ブースが立ち並び、新製品の紹介や販売、デモンストレーションなどが行
なわれ、とても賑やかな雰囲気です。その他無料のショーなどもあちこちで
催され、会場内に華やかな色を添えていました。
ヴィダルサスーンももちろんブースを持ち、ハサミやブラシ、教育関係の
商品を販売していました。そのサスーンのブースは会場内の一番入り口から
遠いところにあったのにも関わらず、常に大勢の人が取り巻いていました。
【サロンライブ】
メインホールとは違うホールでは「サロンライブ」という有料のショーが
行なわれました。ヴィダルサスーンをはじめ、トニー&ガイ、元サスーンの
ティム・ハートレイ、マホガニーなど世界トップクラスのメンバーがそれ
ぞれの最新コレクションを発表しました。
中でもサスーンのショーは新しい体制になり、新しい空気で望んだ去年とは
違い、落ち着いたショーを展開し、ショーの終わりにはスタンディング
オベーションが起こりました。サスーンの底力を見たような感じでした。
【オルタナティブ・ヘアーショー】
サロンインターナショナルとは別に10/14(日)の夜、ロンドン市内の
ロイヤルアルバートホールで「Alternative Hair Show(オルタナティブ・
ヘアーショー)」というイベントがありました。元々白血病の為のチャリ
ティイベントで、このショーの収益金が白血病治療の目的で寄付されます。
このイベントにもサスーンやトニー&ガイなどが出演するのですが、今年
は一昨年に続いてビダル・サスーン氏本人が挨拶をする、といううれしい
サプライズがありました。約10分弱のスピーチでしたが、会場はもちろん
総立ち、拍手喝さいがしばらく止むことはありませんでした。
やはりこういうイベントに行ってみると、日本ではなかなか味わうことの
出来ない「世界」を感じることが出来ます。
皆さんも機会がありましたら、いちど訪れてみてはいかがでしょうか。